外挿法
外挿法とは検索的予測手法の代表的なもので、過去から現在までの時系列データの傾向線をなんらかの方法で未来に延長することによって予測する方法です。経済成長率をもとにした国民総生産の予測、出生率、死亡率などからする人ロ規模の予測などの場合よく用いられます。外挿法は、ただ単純に過去の時系列データを延長するのみならず、これにいろいろな操作を加えることにより、より複雑な形で利用することもできますが、その性格が基本的に時系列データの延長であることは変わりません。外挿法による予測結果は、一定の条件つきの予測であるために、これを無条件に絶対化することが出来ないのは当然です。単純外揮に対する批判は多いが、それは予測を絶対化し、実体化することに間題があるのであって、推論のための方法として、外挿法が重要な物の一つであることを否定することはできません。

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